1列31番

已んぬる哉

キミの選んだ言葉はなにげないくせにいつも思いがけないほどにセンスがいい

2023年10月14日スカイアリーナから始まった2023-24シーズン。

18節36試合。プレマと天皇杯入れて40試合。

めちゃくちゃ泣いたし、それ以上に笑った半年間がついに終わってしまいました。

開幕直後、6試合終わった時点で肺炎になったり、アウェー戦のたびに熱出してたのでこの半年ずっとコンディション不良。

厄年だっけ…?と、神田明神にご祈祷にいったりしたこともありました。

もう全部3年前の出来事?みたいな気持ちになってるけど、なんとかクラブ2年目を見届けることができました。

 

推し2人はなんかめちゃくちゃ仲良くなってたけど、お友だちには「ビジネス仲良しじゃないの?同期営業されてない?」って言われてた。

もうそれでもいいからずっと仲良しでいて。

 

昨シーズンの後半から観始めたので、今シーズンなにもかも初めましての気持ちで臨んだけど、本当に初めましてばっかりでびっくり玉手箱な毎日でした。

亀山くんも昨シーズンは内定だったわけで、わたしとほぼ同期なわけじゃない?

推しのことなーーーんも知らんままオフシーズンに突入!また開幕戦でな!お元気で!

みたいなテンションで爆泣き最終節だったのに、オフシーズン…?そんなのあったっけ…?ってくらいイベントとかビーチとかビーチとかイベントとかプレマッチがあったのですっかりツレみたいな気持ちになった状態での23-24シーズン。

 

ぜーんぜん赤の他人だった。

コートに立つ姿がこんなにも頼もしい人だったっけ?

知らん大人の顔してた。また爆泣き。

 

わたしには想像することしかできないし、なーにを頓珍漢なことを!って笑われるかもしれないけど、大学最後に怪我をして内定としては最終節まで出場機会のなかった亀山くんはさ、ガンガン試合に出て活躍して2回もVOMを獲った同期のことをどんな気持ちで見ていたんだろうね。

八亀さんが「最終節のあと『開幕戦でスタメン取ります』って言っていた」と彼のことをツイートされていたけれど、どれだけ悔しかったんだろう。

そして有言実行で、開幕前のジャンボスとのプレマッチからスタメンに選ばれ続けた彼のことが心から誇らしかったです。

 

たぶん人見知りでクールっぽいけどしっかりボケてくるし、なにより笑顔が可愛くてルーキーなのにめちゃくちゃいぶし銀みたいなプレーする亀山くん。

倒れても倒れても、ものすごい速さで立ち上がるところとか、ボールしか見てないところとか、負けず嫌いなところとか、背が高いところとか、好きなところは言い出すときりがないね。

 

去年の12月23日。三島での東レ戦。

3セット目。

思い出しても泣いちゃいそうだし、未だにあの日の写真は見られないし、誰か選手が倒れ込むと心臓が痛いくらいドキドキしてしまう。

スパイク打とうと助走に入った亀山くんが跳ぶことなく蹲って動かなくなって、そんな亀山くんに駆け寄るチームメイトとか八亀さんとか、マサさんの声とか、なんかぜんぶ画面の向こうの出来事みたいに感じてた。

亀山くんが運ばれてって、コートの中にいないって正しく認識した瞬間パニックになって泣きじゃくるしかできなかったなあ。

全然試合も頭に入らなくて、ずっと脳裏に倒れた瞬間がフラッシュバックしてたし、なんでかマサさんの亀山くんを呼ぶ声が頭の中でぐるぐるしてた。

途中松葉杖つきながらだけど亀山くんが戻ってきたのを見てやっと泣きやめたし、マサさんの声も止んだし、セット間に入れ替わり立ち替わり抱きしめにきてくれた友人らの顔見てちゃんと息もできるようになった気がする。

 

バスツアーに参加していて、どうやってバスに乗り込んだのかどころか、どうやって体育館出たかも朧げだけど「大丈夫大丈夫!」って全然大丈夫じゃない顔して言ってたよって先日ご飯を食べた友人に言われた(笑)

 

そのあとは亀山くんがチーム離脱することがまったく受け入れられなくって、復帰を待ちます!ってツイートしてる人を片っ端からミュートするくらい情緒不安定だったし、怪我のことどころか、亀山くん自身の話すらできなくってたの、いま考えるとノイローゼすぎたね(笑)

半年のシーズンの中いろーんなことがあって、後悔しないように生きていきたいってたくさんの選択をしてきた中で、ひとつだけ後悔していることがあるとすればお誕生日をお祝いできなかったことかなあ。

我ながら考えすぎなのはわかってるけど、なにをどう言えばいいかわからなかったのでなんかぬるっと終わってしまったのは後悔。

今橋くんの誕生日がお祭り騒ぎだっただけにね。

 

亀山くんの復帰は今季叶わなかったけど、松葉杖つきながらも会場にきて顔を見せてくれたり、SNSで近況を発信してくれたり、2月には松葉杖なしでボール触ってたり、3月には自分の足で入場したり、少しずついい方向に向かってるんだってわかってやーーーっとわたしも元の生活に戻ってきたかも。

 

エントリオでは16勝目センター飾れたし!

でもやっぱりその16勝目の瞬間にコートに立っていてほしかったなって思わずにはいられなかったけど、本人が1番思ってるだろうし、来季こそは!

って思うと、わたしもまた来季たくさん応援したいなって前向きな気持ちになれるの、本当に有難いなって思います。

 

本当に本当に亀山くんに救われた日々がたくさんあって、今季はアクシデントもあって亀山くんにとってもおたくにとっても悔しいシーズンになったけど、いつか未来でそんな日もあったねって笑い飛ばせるように!

 

いつだって亀山くんのご活躍とご多幸をお祈りしています。また笑顔で会えますように!